楽しいお酒と不安について
お酒は今でも飲むんですが、常に「減らさなきゃ」「いっそ禁酒すべきか」という気持ちが心の奥底にあります。
20代の頃は精神的に暗黒時代で、将来の不安や厭世観で生きる意味を見いだせませんでした。
そのため毎日結構な量の酒を飲んでました。
周りから見たら酒の勢いを借りて友達と遊んだり騒いだりしてたので、逆に楽しく過ごしてる様に見えたかも知れません。
ただ根底に不安や厭世観があるので、その場は楽しく過ごせても、酔いが覚めたら倍返し。
ガックリ落ち込んでさらに不安と厭世観を深めてました。
もちろんそんな気分に耐えられる訳も無く、更に酒を飲んで忘れようとする負のループ。
その頃は「中島らも」や「西原理恵子」等の酒関連の本やマンガを結構読んでました。
それらの本を読んで、アルコールでバカになる事を楽しもうと思ったり、アルコールの恐さに怯えて「アルコール依存症」の本を読み漁ったり。
※中島らもさんも西原理恵子さんもエンターテイメントとして、酔っ払いを楽しく書いた本があります。
ただアルコールの害を真面目に扱った本もキチンと書いていて、エンタメ部分はそれを踏まえて読むと凄味が伝わります。
幸いそこまで体質的に酒に強くないのと、アルコール依存性関連の本を読み漁ったおかげで、今は週2〜3回、500缶を2本くらい飲むくらいにしてます。(それでも酒量多いみたいです。)
ただ20代の頃の酒浸りの嫌な記憶や、アルコール依存性、アルコールの害の知識があるため、普通に楽しく飲んだ後にも次の日一抹の不安に襲われるんですよね。。
じゃ、いっそ禁酒するか、と以前(3年くらい前)挑戦しました。
その時は3ヶ月くらい続いたかな。
なんだ、禁酒は割と出来そうだなぁ、だったらまだいいかな、て感じで。
また普通に飲み始めました。
お酒ってやめてもほとんど失うもの無いし、逆にお金使わなかったり、体調良くなったりとメリットの方がずいぶん大きいんですよね。
ただほとんどない失うものの一つ、「久しぶりの友達と飲む」これが出来ないのが結構辛いんですよね。
ネットで見る禁酒の先輩方は「飲みの場でもノンアルコールで十分楽しめる」「酒を介さない友人と会う機会を増やす」など、有益な情報を発信してくれるんですけど、そこがまだ自分の心の奥まで入ってこないんですね。
新しく知り合った人とも「食事でも一緒にどうです?」より「ちょっと飲みに行きます?」の方が打ち解けやすい気がするし。。(相手が飲める人なら)
酒を否定しようとしても、人とのコミュニケーションを円滑にする部分はあるからなぁ(人との関係を壊す部分も多いけど。。)
というわけで今はまだ酒との距離感を模索してる最中です。
今日半年ぶりに会う友達と、そこら辺を話し合いたいと思います、飲みながらw
また書きます!